テレクラ 岐阜

出会い系サイトでは色々な出会いが楽しめますが、それはもちろんテレクラだって同じこと。
出会い系サイトとテレクラは、厳密に言えば違うもので、サイトの会員がどのような目的で出会いを求めているかという点がそもそも違うのですが、そうはいっても、ウェブサイト上で見知らぬ者同士が出会いを求めるという意味では、出会い系サイトと似たような部分が多いですよね。

テレクラと出会い系サイトの違いというものは、なかなか一言では説明できないこともあります。
違いを意識しすぎるより、サイトごとにどのような出会いがあるのかということを、自分の目で確かめてみた方が面白いかもしれません。
すでにご存じの方がいるかもしれませんが、テレクラってもともと、店舗型の出会い系サービスだったんですよ。

特に、テレクラが最盛期だった七十年代の終わりから八十年代は、まだ携帯電話というものが普及していなかった時代なので、出会いを求める男女は、誰かにその関係を取り持ってもらった方が都合が良かったのです。
だからひとまず、テレクラに会員として登録するんですよね、それで、だいたい自分と同じような目的で出会いを求めている異性が、コンタクトを希望していますというふうに教えてもらうまで待つんです。

電話で男女がやり取りするんですね、少しアナログですが、やはりやっていること自体は出会い系サイトとそれほど大きく違わないように思われます。
テレクラに登録した男性は、女性から電話をもらえるまでひたすら待つんですよ。
だから、女性から電話をもらえた時は本当に嬉しかったのだと思います。
今風に言えば、出会い系サイトを利用していて、自分が送ったファーストメールに返信がもらえた時の感動に似ているかもしれません。
出会い系サイトを利用した人なら分かると思うのですが、自分が送ったファーストメールに返信がもらえるかどうかなんて、なかなか分からないんですよね。
女性の側は、たくさんの男性からメールをもらうので、その全てに目を通すことなんて本当に大変、というより、まず不可能なんですよ。
だから、本当に気になる男性のメールにしか返信しないというわけです。

少し話がそれましたが、やはりテレクラもこのシステムに似ていますね。
男女の仲を取り持ってくれるのが、店舗型のスタッフから、無人の出会い系サイトに変わったといえば分かりやすいでしょうか。
もちろん、出会い系サイトにだって運営しているスタッフはいるので、無人ではないのですが、傍から見れば無人に見えるシステムですよね。

テレクラに来店した女性は、すでに店舗へ会員登録している男性の中から、おやっと思うようなちょっと気になる男性を探すんですよ。
そういうのがリストアップされた冊子……といえばおかしいでしょうか、電話帳みたいなものがあったんです。
後に、電話回線が高速化して、テレクラのための電話回線というものが整備されると、店舗型のテレクラというのは少しずつ衰退していきました。
そもそも、個人の家庭に電話機というものがどんどん普及してきましたから、出会いを求める男女が連絡を取り合うために、わざわざ店舗を訪れる必要がなくなったというのが大きいでしょう。

自宅にある電話から、専用の回線へダイヤルすれば、もうそれだけでテレクラを利用することができた。
男女の出会いといえば、当時はもちろん恋人同士の付き合いというものが前提でしたから、セフレとか援助交際というような言葉はまだ存在しなかったでしょう。
近所の目や家族の目が今以上に厳しかったという背景もあるはずです。
でも、今現在の社会の中でそういう付き合いが実際にあるわけなので、その原型は八十年代からとうに存在していたと考えた方が良いでしょう。
いったい誰が「セフレ」とか「援助交際」と言ったような言葉を使い始めたのか、もう今となっては調べることが難しいのですが。

テレクラというものも、出会い系サイトと同様に、様々な目的に合わせて利用できたということです。